石炭火力発電所
-
高効率の石炭技術は 2℃シナリオと矛盾(日本語訳)
高効率低排出石炭火力発電所は、パリ協定の目的と矛盾するとの分析をまとめた報告書。WWF EPO(ヨーロッパ政策オフィス)が、ECOFYSに委託して作成し、WWF Japanが和訳要約版を作成。 レポート 日本語概要版『高…
-
ベトナム首相、「石炭火力の新規建設計画はしない」という方針を発表
ベトナムにおいて、脱石炭に向けた新たな大きな動きがありました。 2015年、1月19日、ベトナムのグエン・タン・ズン首相が、国内の新規発電所建設計画を許可しない方針を打ち出しました。政府議会にて、石炭火力発電所を増やさな…
-
東京ガスまで千葉で石炭火力発電ですか? ~袖ヶ浦の火力発電所計画。環境大臣「是認できない」でも強引に推進~
環境大臣が昨年環境アセスの配慮書段階で「是認できない」としていた5件のうちの1件である千葉袖ヶ浦火力発電所建設計画について、1月29日、計画事業者である千葉袖ヶ浦エナジーは方法書を経産大臣に届出しました。千葉袖ヶ浦エナジ…
-
石炭火発を容認する環境省って何のためにあるの??
2月8日、環境大臣が石炭火力発電所の新たな建設を容認する方針を固めたことが複数の報道によって伝えられました。「業界団体や経済産業省が温室効果ガスの削減対策を実施する見通しがたった」との理由だが、電気事業連合会によって同日…
-
アセスの抜け穴:小規模火力発電計画の乱立をどう止める?大阪ガスに続くのはどこ?
環境省は2015年末、「今後の小規模火力発電等の環境保全について(課題・論点のとりまとめ)」を公表しました。小規模火力発電をめぐる問題とは、東日本大震災以降の電力のひっ迫状況や電力システム改革等の電力をめぐる動向を背景に…
-
福島の大型石炭火力発電計画2件で意見募集(1月15日まで)
東京電力株式会社は、昨年11月、環境影響評価法に基づき、福島復興大型石炭ガス化複合発電設備(IGCC)実証計画の広野と勿来の2ヶ所について「環境影響評価準備書」を公表し、現在WEBサイトで縦覧するとともに1月15日まで意…
-
もう建設着工?運転間近? 状況が一切わからない仙台パワーステーションの小型石炭火力発電所
もう1年以上の前の話ですが、2014年9月26日の日経新聞に「関電が仙台に火力発電所 域外に初、首都圏へ攻勢 17年秋運転目指す」との記事が発表されて、私たち一般市民にはじめて仙台港付近での石炭火力発電所の建設計画の存在…
-
中国も海外石炭火力への輸出支援の見直しへ -「厳格な管理」を表明
2015年9月25日、アメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談がワシントンで開催され、海外石炭火力発電への公的支援の規制についてコミットメントが表明されました。 米中首脳会談共同声明 米中首脳共同声…
-
アメリカで200基の石炭火力発電所が運転停止に – 市民の力で勝ち取る –
世界で沸き起こる石炭への反対運動 石炭火力発電に対する市民の反対運動は、世界中で起こっています。アメリカでは2010年からこれまでに多数の石炭火力発電所が運転停止に至り、2015年7月15日、その数はついに200基に達し…
-
武豊の石炭火力発電所建設にも環境大臣がNOと認めず -電力業界の気候変動対策の枠組み構築後の初めての見解-
2015年8月14日、環境省は、中部電力が愛知県知多郡武豊町で計画している「武豊火力発電所リプレース計画 計画段階環境配慮書」(中部電力株式会社)に対して、国の目標・計画との整合性を判断できないとして、再び「是認できない…
-
まさか「石炭火力」にFIT!? 迷走する経産協議会 ~そもそも石炭は優遇すべき“次世代”のエネルギーなのか?
6月16日、経済産業省の主導で、「次世代火力発電の早期実現に向けた協議会」なるものが設置され、これまでに3回にわたる会合が開催されました。設置の趣旨は、長期エネルギー需給見通し案で「火力発電所について石炭火力やLNG火力…
-
レポート紹介「にわか景気~世界の石炭火力発電計画の追跡」 ~世界の石炭火力計画の相次ぐ中止が物語ること~
世界各地の石炭発電所建設計画の情報や動向を監視する「世界石炭火力発電トラッカー(Global Coal Plant Tracker)」というイニシアティブがあります。このイニシアティブによって明らかになったことを取りまと…