東京湾岸での石炭火力発電所建設計画をすべて中止させよう!


東京湾岸の袖ケ浦、千葉、横須賀3ヶ所に石炭火力発電所建設計画がある。現在、環境アセスメントにおいて、袖ケ浦や横須賀は方法書を、千葉は配慮書を終えているが、その次のステップに進むスケジュールは、想定よりも遅れているようだ。特に、千葉市の蘇我火力発電所計画は2017年7月には方法書の手続きに入ると見られていたが、未だに出ていない。また、袖ケ浦や横須賀も前回の方法書からすでに1年が経過しており、いつ公表されてもおかしくない段階だが、こちらもまだだ。

この間、地域住民などが中心となり、各地域でのアクションを断続的に行ない、事業者にプレッシャーをかけつづけてきた。各地域の問題について近隣に与える影響や懸念点などをまとめたチラシを作成して1万枚以上を近隣住民に配布している。また同時に、石炭火力を考える東京湾の会を通じて各事業者に対しての申入れを行っており、個別の面談も行っている。こうした様々な活動が事業者の環境アセスメントの次へのステップのブレーキになっているのではないだろうか?

この半年で、計画をすすめる事業者の親会社の株主総会会場前での石炭反対アクション、各計画地前でのフォトアクションや東京都内などからの視察会やセミナーの開催なども行ってきた。同じ石炭火力発電所の建設計画でも、それぞれの地域の実情や、計画の実態も違い、現在かかえている問題も異なる。千葉ではJFEスチール東日本製鉄所の現在の鉄鋼スラグや石炭が今すでに周辺地域に悪臭やばいじん被害をもたらしている。横須賀では、これまでの火力発電所の廃炉に伴う撤去がアセスや住民への説明もなくはじまっており、アスベストの影響などが心配されている。袖ケ浦は、巨大な火力発電所が建設されうことに対して地域の住民だけではなく、近隣の漁協の方たちも心配をしており、計画地真横にある既存の火力発電所からすでに大量の温排水やNOxなどの排出があり、そこに追加される温排水の影響や光化学スモッグの影響などの不安が広がっている。

気候変動への影響のみならず、地域にもたらしている様々な不安は全く拭えていない。地域住民のアクションはこれからますます広がりを見せていくだろう。

【東京湾岸アクション2017】

5月16日 【東京湾】環境大臣への申入れ

5月22日 【千葉・袖ケ浦】千葉県知事への申入れ

5月~6月 【千葉】石炭火力発電所建設について千葉市内のアンケート

6月5日 【横須賀】神奈川県知事への申入れ

6月29日 【袖ヶ浦】東京ガス株主総会開催にて「株主の皆様へ」アクション

7月23日 【袖ケ浦】石炭火力発電所建設計画地の視察&アクション

9月2日 【横須賀】石炭火力発電所建設計画について戸別訪問によるアンケート調査を実施

9月16日 【横須賀】石炭火力発電所に関するセミナーと現地視察会

10月16日 【千葉】石炭火力発電所建設計画地の視察&アクション

袖ケ浦パンフレット

千葉(蘇我)パンフレット

横須賀パンフレット