エネルギー政策
-
【ニュース】中東情勢に翻弄されるエネルギー政策-石炭回帰か脱石炭か?
ホルムズ海峡の閉鎖は、原油価格の高騰やエネルギー供給の逼迫を通じて世界経済に混乱をもたらしていますが、その対応策は国によって異なります。化石燃料からの脱却の契機とする国がある一方で、日本のように輸入化石燃料に依存したまま何とか対策しようと国もあります。いくつかの視点での分析を紹介します。
-
【ニュース】2026年度の非効率石炭火力の設備利用率50%制限を撤廃-脱炭素に逆行
日本政府はホルムズ海峡の封鎖でLNG輸入が影響を受けているとの理由で、LNG節約のため、石炭火力発電の稼働制限を解除するとの方針を発表しました。このまま石炭火力と化石燃料に依存し続けるのであれば、価格高騰や地政学リスクに左右される不安定な構造から抜け出すことはできません。
-
【ニュース】2030年度に石炭火力が23%も―OCCTOが電力供給計画を公表
電力広域的運営推進機関(OCCTO)が「2026年度供給計画の取りまとめ」を公表しました。「供給計画」とは、電気事業者が作成する今後10年間の電気の供給、電源や送電線等の開発についての計画です。しかし、今回示された計画からは、2030年度と2035年度になっても脱石炭火力があまり進まないことが明らかになりました。
-
【ニュース】容量市場が始まって6年 火力延命で膨らみ続ける費用
2020年度に将来の供給力(kW)を取引する市場である「容量市場」が始まってから、6回のメインオークションが行われてきましたが、大手電力が保持する大規模電源(特に火力)の落札が多くなっていることが見えてきました。その結果、火力発電所が温存され、費用が膨らみ続けています。
-
【ファクトシート】長期脱炭素電源オークション ─石炭火力の延命策
石炭火力の延命策が様々講じられていますが、その一つが長期脱炭素電源オークションです。「脱炭素」の新しい電源の新規投資を促すしくみが、なぜ石炭火力の延命策となっているのでしょうか。問題点についてファクトシートにまとめました…
-
【ファクトシート】容量市場 ─既存の石炭火力が維持されるしくみ
将来の電力供給力を確保するためのしくみ「容量市場」が2020年に導入されました。これにより、既存の石炭火力を保有する電力会社は将来的に石炭火力を維持することで資金を得ることができます。日本が石炭火力から脱却できない最大の…
-
【ニュース】「エネルギー白書2025」が閣議決定
2025年6月13日、国内外のカーボンニュートラル実現に向けた動向や施策をまとめた「エネルギー白書2025」が公開されました。しかし、実際の内容は日本のエネルギー政策の課題をあらためて浮き彫りにするものです。本記事では、火力発電に関連する根本的な問題をまとめました。
-
【ニュース】大手電力会社のやりたい放題 高コストのリスク丸抱え 長期脱炭素電源オークション見直し案
2023年度からはじまった長期脱炭素電源オークション。2回のオークションを経た議論の結果、このたび第3回のオークションの枠組についての素案がまとまりましたが、その内容は、大手電力会社の要求を丸呑みするかのようなひどいものでした。将来、消費者はどれだけのツケの支払いを課せられるのでしょうか。
-
【ニュース】2034年度に石炭火力が25%を占める見通し―OCCTOが電力供給計画を公表
2025年3月末、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が「2025年度供給計画の取りまとめ」を公表しました。これは電気事業者1が提出した今後10年間の電気の供給並びに電源や送電線等の開発についての計画をOCCTOが取りまとめたものですが、2034年度においても電源構成に大きな変化がないことが示されています。
-
【レポート】ACCR:J-Powerの脱炭素化戦略の修正を求める
オーストラリア企業責任センター(ACCR)が「Investing in coal plant flexibility: A strategic approach for J-Power’s transition(石炭火力発電所の柔軟性向上に向けた投資:J-POWER の移行に役立つ戦略的アプローチ)」を発表しました。
-
【ニュース】第7次エネ基、温対計画、GX2040ビジョンが閣議決定
2月18日、第7次エネルギー基本計画(エネ基)、地球温暖化対策計画、GX2040ビジョンが閣議決定しました。 新たなエネルギー基本計画では、2040年度に再生可能エネルギー(4~5割)と原子力(2割)を全電源の最大7割と…
-
【ニュース】日本の2040年エネルギー需給の見通し
2024年12月、第7次エネルギー基本計画の事務局原案と2040年度におけるエネルギー需給の⾒通しの参考値がまとめられましたが、今回示されたエネルギー基本計画(案)は2040年においても「石炭ゼロ」を示さず、原発や火力を維持するもので、気温上昇を1.5℃に抑えるためにはまったく不十分な内容となっています。












