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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2024年4月1日)
2024年4月1日で稼働中とカウントしている169基の石炭火力発電所のうち、JERAの武豊火力発電所(5号機)とJ-POWERの橘湾火力発電所(1号機)は、それぞれ火災事故および配管からの蒸気漏洩への処置の必要性から、運転を停止しています。
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【ニュース】Jパワー橘湾火力発電所1号機の運転を停止
電源開発が、橘湾火力発電所1号機(徳島県)を2月15日から蒸気漏れ対策のために運転を停止していることを発表しました。運転再開の見込みは2025年2月末頃となっていますが、四国エリアでは近年再エネの発電量増加に伴い再エネの出力制御が実施されることが増えています。今こそ石炭火力の削減を検討すべきでは?
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【ニュース】神戸発電所4基体制から1年 2つの報告書から見えてくる環境影響
2023年2月に神戸発電所4号機が営業運転を開始し、神戸の石炭火力発電所が4基体制となって1年が経ちました。神戸市の大気汚染物質は、3・4号機の稼働により再び増加しています。市民団体は引き続き石炭火力発電所の早期廃止を求めています。
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【ニュース】水素供給利用法案とCCS推進法案が閣議決定
岸田政権は2月13日、これまで以上に国内石炭火力の維持・延命につながりかねない新たな二つの法案(水素社会推進法案とCCS事業法案、ともに略称)を閣議決定しました。GXの推進策として位置づけられているこれらの法案の問題を整理しました。
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【ニュース】JERAの武豊火力発電所の火災事故、原因究明と住民説明は必須
1月31日に発生した武豊火力発電所の爆発事故につき、JERAは事故の説明を求める住民の要請を拒否しています。事故調査委員会が設置されていますが、この数年、バイオマス燃料に起因する火災が多発しています。早期の原因究明と住民への説明を求めます。
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【ニュース】JERAが日本の脱炭素目標に影を落とす
日本最大の電力会社JERAの事業と脱炭素戦略について、米エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)が公開した特別記事『JERA is putting Japan’s decarbonization goals at risk(仮訳:JERAは日本の脱炭素目標の達成を危機に追い込む)』を紹介します。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2024年3月1日)
Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベース。3月1日時点での稼働数は昨月同様に171基となっています。
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【ニュース】横須賀石炭火力行政訴訟で「控訴棄却」の判決
2024年2月22日、東京裁判所。横須賀石炭火力の環境アセスメントで確定通知を出した国に対して、住民らが確定通知の取り消しを求めている裁判で、一審判決をそのまま維持する「控訴棄却」の判決が下されました。この判決は「深刻化する地球温暖化の被害に向き合わない不当判決」として、原告団長は上告することを表明しています。
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【ニュース】Urgewald脱石炭と脱石油・ガスのリスト掲載の日本企業
ドイツの環境NGOのウルゲバルトが公開している、化石燃料事業に関与する企業に関する包括的な2つのデータベース、脱石炭リスト『Global Coal Exit List』と脱オイル・ガスリスト『Global Oil & Gas Exit List』 から日本企業の動向を拾い出してみました。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2024年2月1日)
中国電力の下関発電所1号機(石炭、17.5万kW)が1月末に廃止となったことで、現在稼働しているのは171基となりました。同じ中国電力の水島発電所2号機(15.6万kW)は4月に廃止予定となっています。
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【ニュース】CCSは脱炭素への解決策ではないー中間取りまとめ(案)への意見
経産省下の合同小委員会は、12月8日に炭素回収・貯留(CCS) に係る制度的措置の在り方についての中間取りまとめ(案)を発表し、年末年始に意見公募を行っていました。ひっそりと公開されていたこの中間とりまとめには、数々の問題が含まれています。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2024年1月1日)
Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベースの情報です。横須賀石炭火力発電所の2号機が年末に商業運転を開始したため、現在稼働中の発電所は172基となりました。