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【ニュース】着々と進むCCS事業ーCCS付き火力は脱炭素策ではない
グリーン・トランスフォーメーション(GX)戦略の一環として、CCS(二酸化炭素回収貯留)やCCUS(回収・利用・貯留)に関する法整備や事業開始準備が着々と進められています。2024年6月には候補として9案件(国内貯留5案件、海外貯留4案件)が選定されました。本記事では最近の動きとCCSの課題について概説します。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年4月1日)
2025年4 月1日時点で稼働中の基数は、松島火力発電所1号機と土佐発電所の廃止を受け、先月から2基減の165基となりました。松島火力発電所2号機も、当初の予定通り休止になったことから休止の数は1基増となっています。
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【ニュース】北陸電力、石炭火力の廃止を再度延期に。”リプレース”の約束守らず。
2025年2月27日、北陸電力が2024年度に廃止予定だった富山新港火力発電所石炭1号機を2028年度まで延期すると発表。しかも延期は2度目。石炭火力の廃止を前提にガス火力を建設したのに、石炭火力の廃止は延期のままガス火力は既に動いているとは、どういうことなのか?!
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年3月1日)
2月27日に北陸電力が、2024年度末で運転を止める予定だった富山新港火力発電所(富山県射水市)の石炭1号機を、2028年度まで運転し続けると発表しました。3月1日時点で稼働している石炭火力発電所の数は、167基のままとなっています。
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【ニュース】第7次エネ基、温対計画、GX2040ビジョンが閣議決定
2月18日、第7次エネルギー基本計画(エネ基)、地球温暖化対策計画、GX2040ビジョンが閣議決定しました。 新たなエネルギー基本計画では、2040年度に再生可能エネルギー(4~5割)と原子力(2割)を全電源の最大7割と…
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【ニュース】「気候危機を止めるのは今」若者気候訴訟の第2回口頭弁論で若者が訴え
2月18日、電力会社10社に対する民事訴訟「明日を生きるための若者気候訴訟」の第2回口頭弁論が名古屋地方裁判所で開催され、原告2名と弁護団が意見陳述を行いました。被告企業はオンライン参加でしたが、裁判当日は傍聴席の定員数の2倍もの人が訪れました。裁判後の報告会にも多くの方が参加し、原告の若者たちを応援してくれました。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年2月1日)
2025年2月1日時点で稼働している石炭火力発電所は167基。2024年1月の爆発事故以降に休止していたJERA武豊火力発電所は、2025年1月7日から爆発の原因となった木質バイオマスを使わず、石炭のみを燃料として運転を再開しました。
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【ニュース】日本の2040年エネルギー需給の見通し
2024年12月、第7次エネルギー基本計画の事務局原案と2040年度におけるエネルギー需給の⾒通しの参考値がまとめられましたが、今回示されたエネルギー基本計画(案)は2040年においても「石炭ゼロ」を示さず、原発や火力を維持するもので、気温上昇を1.5℃に抑えるためにはまったく不十分な内容となっています。
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【ニュース】爆発事故を起こしたJERAの武豊火力が再稼働
JERAが、住民の反対意見に耳を貸さず、2024年1月末に事故爆発を起こして停止していた武豊火力発電所(愛知県武豊町)を、2025年1月7日に石炭のみを燃料として再稼働させました。住民は引き続き反対の声を上げています。
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【ニュース】日本のエネルギー政策に意見を出そう!
日本のエネルギー政策を左右する重要な政策、温室効果ガスの新しい削減目標や第7次エネルギー基本計画の素案が発表され、これらに対する意見募集(パブリックコメント)が行われています。締め切りは1月26日/27日。みんなで意見を出しましょう!
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年1月1日)
Japan Beyond Coalのデータ月次更新です。石炭火力発電所のフェーズアウトが進まない中、2か所の大型ガス火力のEIAが進んでいます。JERA武豊の動きにも要注意
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【ニュース】世界は脱石炭に向けた結束を強化、日本は不参加
COP29にて、欧州連合(EU)と英独仏などにオーストラリアも含めた25か国が、石炭火力発電所の新設を行わないことを約束する有志連合を発足させ、他国にも追随するように求めました(Call to Action for No New Coal)が、記者会見に日本代表の姿はありませんでした。