石炭火力発電所
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【ニュース】JERA横須賀火力1号機の営業運転開始に住民やNGOが抗議の声
2023年6月30日、横須賀市久里浜の新しい石炭火力発電所「横須賀石炭火力発電所1号機(65万kW)」の営業運転開始が発表されました。事業者であるJERAは、今回の1号機に加え、同敷地内の2号機も来年稼働する予定で準備を進めています。
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【レポート】石炭火力のアンモニア混焼による大気質への影響調査
フィンランドの独立系シンクタンク「エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)」が、石炭火力発電へのアンモニア混焼の影響を調査分析した結果を発表。今年から20%混焼実験が開始されるJERAの碧南石炭火力発電所でのアンモニア混焼について分析しています。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2023年6月1日)
日本の石炭火力発電所データベースの更新です。6月1日時点で稼働中の石炭火力発電所の数は、170基から変更ありませんが、四国電力の西条石炭火力発電所は今月中の稼働開始を予定しています。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2023年5月1日)
日本の石炭火力発電所データベースの更新です。5月1日時点で稼働中の石炭火力発電所の数は、170基から変更ありませんが、四国電力の西条1号機(リプレース、2023年6月運転開始予定)の動向には引き続き要注意です。
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【レポート】E3Gがアンモニア混焼の問題を指摘するレポートを発表
英シンクタンクE3Gが、日本の政府・事業者が気候変動の緩和策として石炭火力発電所でのアンモニア混焼を推進することに対する問題点を指摘するレポート「Challenging Japan’s promotion of ammonia co-firing for coal power generation」を発表しました。
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【レポート】活況と不況2023 (原題 Boom And Bust Coal 2023)発表
グローバルエナジーモニタ(GEM)らが毎年発行している、世界の石炭火力発電所の稼働状況および計画状況をまとめた報告書『活況と不況-石炭2023 』が公開されました。世界の石炭火力発電所は着実に減少しているのに反し、日本では新規の建設・運転開始が進められています。
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【ニュース】OCCTOが電力供給計画を公表、2032年度に石炭32%を占める見通し
電力広域的運営推進機関(OCCTO)が電気事業者が提出した供給計画を取りまとめた「2023年度供給計画の取りまとめ」を公表。この結果から、1.5℃目標、2030年エネルギーミックス、非効率石炭火力のフェードアウトにも全く整合しない方向に進んでいることが明らかになりました。
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【レポート】IEAレポート「Electricity Market Report 2023」
IEAが、電力市場に関するレポート「Electricity Market Report 2023」を発表しました。本レポートには、2025年までの新たな電力需要の大部分は、再生可能エネルギーと原子力のCO2を排出しない電力源(低排出電源)でまかなうことが可能であると示されています。
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【ニュース】神戸石炭火力訴訟判決-気候危機に対する危機感の薄い日本
神戸製鋼所が建設・稼働させた神戸発電所3-4号機を巡る2つの裁判に大きな動きがありました。3月9日に最高裁が行政訴訟の上告を棄却、3月21日に神戸地裁が民事訴訟における住民敗訴の判決を下したのです。原告・弁護団は声明を発表。この2つの判決から気候変動訴訟に対する日本の立ち遅れた状況が見えます。
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【動画】ゼロエミッション火力は実現するのか ー アンモニア燃料の問題
日本はアンモニアを石炭と混焼させることでCO2排出を削減させる策を推し進めようとしています。この問題を取り上げたファクトシートの内容を動画にした「第1弾 アンモニア燃料の問題」を公開しました。
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【ニュース】GENESIS松島 方法書のパブコメは3000件を突破
2021年4月にJ-Powerが「GENESIS松島計画」を発表後、その環境影響評価が着々と進められています。昨年のパブコメに対する事業者の見解が公開されましたが、とても納得できるものではありません。この計画の抱える問題について、引き続き声をあげていく必要があります。