【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2023年10月1日)


Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベースの情報です。

岡山県で中国電力が運営していた水島石炭火力発電所2号機が、2023年4月30日をもって廃止となっていたことが確認できました。これにより2023月10月1日時点での稼働状況は、稼働数が1基少なくなって171基となっています。

運転中 171基
計画中/建設中 2基(計画中1基+建設中1基)
廃止 4基

中国電力による水島発電所の情報(リンク

広野火力発電所の1,3,4号機廃止
石炭火力以外では、JERA(東京電力ホールディングスと中部電力が出資)は、福島県広野町にある広野火力発電所1、3、4号機(計260万キロワット)を10月5日に廃止すると発表しました。これら3基は、重油や原油を燃料としており、運転開始から30-40年が経過した老朽化設備で、5-7年前から稼働を停止しています。重油・原油が燃料の2号機(60万キロワット、1980年7月運転開始)と石炭が燃料の5、6号機(計120万キロワット、2004年7月/2013年12月運転開始)の運転は継続するとしています。
JERA:広野火力発電所1,3,4号機の廃止について(リンク

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※ 発電所情報のサマリーはこちら(10月1日更新)(PDF