石炭火力発電所
-
環境大臣、ひびき天然ガス発電所の配慮書に意見~新設するなら古い発電所の稼働を止めよ~
2014年5月30日、環境大臣は、北九州市に建設が予定されている「ひびき天然ガス発電所」(160万kW)の 計画段階環境配慮書(※)に意見を表明し、新設によって排出を上回らせることなく、 電力供給先あるいは他社の古い発電…
-
東電、福島で新規建設予定の石炭発電所のCO2排出への配慮は省略!? ~環境配慮書を公開、意見募集中~
東京電力が、2020年から運転開始予定の2基の新規石炭火力発電所の環境配慮書を5月16日に公開し、6月16日(必着)までの1か月間、意見募集を行っている。一か所は、福島県いわき市に建設予定の50万kWの勿来(なこそ)発電…
-
発電所に関する情報開示、世界に遅れをとる日本
東京電力と政府は、福島第一原発事故から3年が経っても、いまだに福島の状況についての正確な情報を公開せず、国内だけでなく世界中から批判を浴び続けています。同じように、石炭火力をはじめとする発電所に関する情報についても、政府…
-
国内で石炭火力発電所建設ラッシュの恐れが鮮明に ~電力各社、電力供給計画を発表
2014年3月末に、各電力会社から2014年度の「供給計画の概要」が発表されました。そこから、東電に続き、入札を通じた新たな火力発電建設として、石炭火力発電建設が国内で加速する恐れが鮮明になっています。 東京電力が火力電…
-
広島で石炭火力発電所の着工開始。住民からは悲痛の抗議声明
電源開発(Jパワー、東京)は3月3日、広島県竹原市忠海長浜の竹原火力発電所に新1号機を着工したと発表しました。この発電所の着工に対して、広島県芸南地区火電阻止連絡協議会では4日、Jパワー宛に抗議声明を発表し、環境影響評価…
-
電源開発(Jパワー)と新日鐵住金も新会社設立 ~やはり、茨城県内で石炭火力発電所の建設~
電源開発(Jパワー)と新日鐵住金は、2013年12月9日、「鹿島パワー株式会社」を設立したと発表しました。先の記事でご紹介した、中部電力と東京電力が設立した新会社に続き、これも、2012年11月から東京電力(東電)が計画…
-
中部電力と東京電力が新会社設立、 ~早くも石炭火力発電所新設(茨城県内)へ始動
中部電力(中電)と東京電力(東電)は、2013年12月6日、株式会社「常陸那珂ジェネレーション」を設立したと発表しました。これは、昨年11月から東電が計画し、入札募集をしてきた、2020年以降の新規発電所の建設・運転に関…
-
被災した福島県に二基の新規石炭火力発電所建設計画
東日本大震災から2年半以上が経過しましたが、福島第一原子力発電所事故の影響はなお続いています。福島原発周辺地域は高濃度の放射能に汚染され、避難者約15万人がまだ家に帰れない状況にあります。この福島に、新たに2基の石炭火力…
-
世界最大規模の石炭火力発電への投融資を続ける国際協力銀行(JBIC) ~国際金融機関による相次ぐ方針転換の中で問われる日本の対応~
世界銀行、欧州投資銀行(EIB)、米国輸出入銀行などの国際金融機関が、気候変動対策として石炭火 力発電事業支援の廃止・規制強化を続々と掲げる中、日本の公的金融機関である国際協力銀行(JBIC) と日本貿易保険(NEXI)…
-
広島の石炭火力発電所のリプレイスに向けた動きに住民から不満の声
現在、広島県にあるJ-POWERの竹原火力発電所新1号機(石炭、60万kW)の環境影響評価の手続きが異例の早さで進められています。私たち(広島県芸南地区火電阻止連絡協議会)が危惧していることは、リプレイスだから、大幅な環…
-
安部首相、行き詰まったバタン発電所にプレッシャー
APEC・CEOサミット: 安部首相とユドヨノ大統領 インドネシア、バタンにおいて提案されている石炭火力発電所は、建設によって発生するCO2排出量のために、大きな批判を浴び続けています。発電所プロジェクトは2012年10…
-
米国環境保護庁(EPA)が石炭火力発電所規制で高い基準を提案
2013年6月に米国オバマ大統領が「気候行動計画」を発表してから3ヶ月が経ちます。そこにいよいよ環境保護庁(EPA)が、長らく検討をしてきた、気候変動への対応のために石炭火力発電所の非常に厳しい規制に乗り出しました。 写…