アンモニア
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【ニュース】脱炭素燃料とは言えないアンモニアの利活用を推し進める日本
日本は、国内外における燃料アンモニアの活用に向けて着実に体制を整えていますが、石炭にアンモニアを混焼しても排出削減効果は低く、コストは高く、燃料の国外依存の解消にもなりません。ここではコストの問題、特に価格差補填に焦点を当てて概説します。
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【ニュース】JERAがアンモニア20%混焼の実証実験を碧南で開始
JERAが3月13日に碧南石炭火力発電所を報道陣に公開し、4号機でのアンモニア20%混焼の実証実験を開始すると発表しました。JERAはアンモニア20%混焼によってCO2排出量を20%削減できると主張していますが、2030年以降に石炭火力を利用し続けることになるアンモニア混焼は、1.5℃目標の実現を危うくしてしまいます。
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【レポート】石炭火力のアンモニア混焼による大気質への影響調査
フィンランドの独立系シンクタンク「エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)」が、石炭火力発電へのアンモニア混焼の影響を調査分析した結果を発表。今年から20%混焼実験が開始されるJERAの碧南石炭火力発電所でのアンモニア混焼について分析しています。
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【ニュース】日本の水素・アンモニア戦略は本当に認められたのか?
1.5℃目標の達成に向けて残された時間を考えれば、G7が一枚岩となって対策を進めなければならないにも関わらず、4月15-16日に札幌で開催されたG7環境大臣会合では、日本とG6との見解のギャップが浮彫りになりました。
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【ニュース】日本のアンモニア混焼にTransition Zeroが警告
4月に札幌で開催されたG7環境大臣会合の議論で、アンモニアや水素を火力発発電所に混焼するとの日本の主張が大幅に取り入れられたとする報道もありましたが、Transition Zeroは、アジアの石炭発電所にアンモニアを混焼させることは、資本の膨大な浪費であり、気候変動に悪い影響を与える可能性があると指摘しています。
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【レポート】E3Gがアンモニア混焼の問題を指摘するレポートを発表
英シンクタンクE3Gが、日本の政府・事業者が気候変動の緩和策として石炭火力発電所でのアンモニア混焼を推進することに対する問題点を指摘するレポート「Challenging Japan’s promotion of ammonia co-firing for coal power generation」を発表しました。
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【動画】ゼロエミッション火力は実現するのか ー アンモニア燃料の問題
日本はアンモニアを石炭と混焼させることでCO2排出を削減させる策を推し進めようとしています。この問題を取り上げたファクトシートの内容を動画にした「第1弾 アンモニア燃料の問題」を公開しました。
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【レポート】気候ネットワークが燃料アンモニアの活用を問うポジションペーパーを発表
気候ネットワークが、ポジションペーパー「燃料アンモニアに関するポジションペーパー『ゼロエミッション火力への挑戦』が石炭火力を延命し気候変動を加速する」を発表。ゼロエミッションにするための技術開発に多額の投資をしてまで火力を維持することは挑戦と呼ぶのでしょうか?
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【ニュース】水素・アンモニア・CCS/CCUS関連資料
日本が推進している水素・アンモニアの混焼/専焼およびCCS/CCUS(CO2回収・貯留、回収・利用・貯留)の発電部門における利用に関連し、さまざまな国際機関やNGOが発信している報告書やペーパーなどをまとめました。
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【レポート】ブルームバーグNEFの分析レポート:「日本のアンモニア・石炭混焼の戦略におけるコスト課題」
2022年9月28日、ブルームバーグNEFは、2050年までにゼロエミッション社会への移行を目指す日本のアンモニアと石炭の混焼計画の経済的な実現可能性と影響を検証した分析レポート「日本のアンモニア・石炭混焼の戦略におけるコスト課題」を発表しました。
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【ファクトシート】水素・アンモニア燃料 ─解決策にならない選択肢
石炭火力への混焼などがすすめられている水素・アンモニア燃料の問題についてまとめたファクトシートです。政府は、脱炭素戦略として積極的に石炭火力へのアンモニア混焼を進めていますが、その削減効果は決して大きくありません。
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【レポート】アンモニア利用への壮大な計画 ー 迷走する日本の脱炭素 ー
Climate Integrateがレポート「アンモニア利用への壮大な計画 ー 迷走する日本の脱炭素 ー」を公表しました。本レポートは、石炭火力発電所等における燃料アンモニア利用の有効性を論点ごとに検証し、「日本の方針は、温室効果ガス削減寄与、経済性、環境影響の観点から問い直しが求められる」と警鐘を鳴らしています。