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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年5月1日)
Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベース。2025年5月1日時点で稼働中の基数は、165基となっています。日本製鉄がLNG火力発電所への建て替えに伴い戸畑共同発電所の石炭2,5,6号機を2040年までに廃止する計画を発表しました。
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【ニュース】2033年度に石炭火力が29%を占める見通し―OCCTOが電力供給計画を公表
2025年3月末、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が「2025年度供給計画の取りまとめ」を公表しました。これは電気事業者1が提出した今後10年間の電気の供給並びに電源や送電線等の開発についての計画をOCCTOが取りまとめたものですが、2034年度においても電源構成に大きな変化がないことが示されています。
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【レポート】Ember報告書:クリーンエネルギーが世界の電力の4割に
独立系気候シンクタンクのEmberが、2024年の世界の電源構成に占めるクリーン電力(化石燃料を燃やさない電力)が4割以上となったとする報告書を公表しました。電力需要の増加に伴い、昨年のCO2排出量は過去最大でしたが、太陽光発電による発電量は過去3年間で倍増。最も急速に成長しているエネルギー源となっています。
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【ニュース】着々と進むCCS事業ーCCS付き火力は脱炭素策ではない
グリーン・トランスフォーメーション(GX)戦略の一環として、CCS(二酸化炭素回収貯留)やCCUS(回収・利用・貯留)に関する法整備や事業開始準備が着々と進められています。2024年6月には候補として9案件(国内貯留5案件、海外貯留4案件)が選定されました。本記事では最近の動きとCCSの課題について概説します。
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【レポート】活況と不況2025 (原題 Boom And Bust Coal 2025)発表
グローバルエナジーモニタ(GEM)らが、世界の石炭火力発電所の稼働状況および計画状況をまとめた報告書『活況と不況-石炭2025(Boom and Bust Coal 2025)』を公開。日本と韓国はOECD諸国の中で石炭火力の段階的廃止が遅れている上に、両国とも高額で不確実な技術に執着していることが指摘されています。
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【レポート】OECDの環境レビュー報告書、ネット・ゼロには石炭火力の廃止が不可欠
経済協力開発機構(OECD)加盟国の環境保全に関する取り組みを評価し、さらなる改善に向けた勧告を行うことを目的に作成される「環境保全成果レビュー」。今回、15年ぶりに日本の取り組みに対するレビューが行われ、報告書が公表されました。この中で、日本が石炭火力の段階的廃止が不可欠だと指摘されています。