TOPページに表示
-
【レポート】Ember報告書:クリーンエネルギーが世界の電力の4割に
独立系気候シンクタンクのEmberが、2024年の世界の電源構成に占めるクリーン電力(化石燃料を燃やさない電力力)が4割以上となったとする報告書を公表しました。電力需要の増加に伴い、昨年のCO2排出量は過去最大でしたが、太陽光発電による発電量は過去3年間で倍増。最も急速に成長しているエネルギー源となっています。
-
【ニュース】着々と進むCCS事業ーCCS付き火力は脱炭素策ではない
グリーン・トランスフォーメーション(GX)戦略の一環として、CCS(二酸化炭素回収貯留)やCCUS(回収・利用・貯留)に関する法整備や事業開始準備が着々と進められています。2024年6月には候補として9案件(国内貯留5案件、海外貯留4案件)が選定されました。本記事では最近の動きとCCSの課題について概説します。
-
【レポート】活況と不況2025 (原題 Boom And Bust Coal 2025)発表
グローバルエナジーモニタ(GEM)らが、世界の石炭火力発電所の稼働状況および計画状況をまとめた報告書『活況と不況-石炭2025(Boom and Bust Coal 2025)』を公開。日本と韓国はOECD諸国の中で石炭火力の段階的廃止が遅れている上に、両国とも高額で不確実な技術に執着していることが指摘されています。
-
【レポート】OECDの環境レビュー報告書、ネット・ゼロには石炭火力の廃止が不可欠
経済協力開発機構(OECD)加盟国の環境保全に関する取り組みを評価し、さらなる改善に向けた勧告を行うことを目的に作成される「環境保全成果レビュー」。今回、15年ぶりに日本の取り組みに対するレビューが行われ、報告書が公表されました。この中で、日本が石炭火力の段階的廃止が不可欠だと指摘されています。
-
【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年4月1日)
2025年4 月1日時点で稼働中の基数は、松島火力発電所1号機と土佐発電所の廃止を受け、先月から2基減の165基となりました。松島火力発電所2号機も、当初の予定通り休止になったことから休止の数は1基増となっています。
-
【ニュース】北陸電力、石炭火力の廃止を再度延期に。”リプレース”の約束守らず。
2025年2月27日、北陸電力が2024年度に廃止予定だった富山新港火力発電所石炭1号機を2028年度まで延期すると発表。しかも延期は2度目。石炭火力の廃止を前提にガス火力を建設したのに、石炭火力の廃止は延期のままガス火力は既に動いているとは、どういうことなのか?!
-
【レポート】ACCR:J-Powerの脱炭素化戦略の修正を求める
オーストラリア企業責任センター(ACCR)が「Investing in coal plant flexibility: A strategic approach for J-Power’s transition(石炭火力発電所の柔軟性向上に向けた投資:J-POWER の移行に役立つ戦略的アプローチ)」を発表しました。
-
【ニュース】第7次エネ基、温対計画、GX2040ビジョンが閣議決定
2月18日、第7次エネルギー基本計画(エネ基)、地球温暖化対策計画、GX2040ビジョンが閣議決定しました。 新たなエネルギー基本計画では、2040年度に再生可能エネルギー(4~5割)と原子力(2割)を全電源の最大7割と…
-
【ニュース】「気候危機を止めるのは今」若者気候訴訟の第2回口頭弁論で若者が訴え
2月18日、電力会社10社に対する民事訴訟「明日を生きるための若者気候訴訟」の第2回口頭弁論が名古屋地方裁判所で開催され、原告2名と弁護団が意見陳述を行いました。被告企業はオンライン参加でしたが、裁判当日は傍聴席の定員数の2倍もの人が訪れました。裁判後の報告会にも多くの方が参加し、原告の若者たちを応援してくれました。