レポート
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【レポート】IEAが2050年ネットゼロ報告書の更新版を公開 – 3倍の再エネが必要
国際エネルギー機関が『Net Zero Roadmap: A Global Pathway to Keep the 1.5 °C Goal in Reach — 2023 Update』を発表。このレポートは2021年以降の進捗を考慮しつつ、2050年までにネットゼロを達成するための最新の道筋を示すものです。
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【レポート】Zero Carbon Analyticsのブリーフィング:CCSは「失敗」
国際的な研究グループZero Carbon AnalyticsがCCS技術とそのCO2排出削減効果に関してまとめたブリーフィングには、CCSプロジェクトは失敗の連続であり、この技術に前例のない投資が行われてはいるものの、高額なコストに反し、CO2排出削減効果は少ないと予想されると記されています。
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【レポート】BNEF長期エネルギー見通し日本版 発表
ブルームバーグNEF(BNEF)が発表した「New Energy Outlook Japan」には、日本がネットゼロ経済への移行に伴う機会と課題を、経済移行シナリオ(ETS)とネットゼロ・シナリオ(NZS)の2つのシナリオの視点で分析した結果と日本が考慮すべき6つの主要な提言がまとめられています。
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【レポート】IEAが2023年、太陽光発電への投資額が石油を上回ると予測
国際エネルギー機関(IEA)が発表した世界のエネルギー投資に関する報告書『World Energy Investment 2023(世界エネルギー投資2023)』には、2023年のクリーンエネルギーへの投資が化石燃料投資を大きく上回るとの予測が示されています。
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【レポート】CCSは電力部門の救世主になるのかーIEEFA
エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)が、火力発電所に炭素回収・貯留(CCS)設備を追加することは、電力料金に持続不可能な影響を与え、国民・企業・政府にとって膨大なコスト増となる可能性と指摘するレポートを発表。
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【レポート】太陽光・風力発電の割合が過去最高に:Ember発表
英シンクタンクEmberが発表したレポート『Global Electricity Review 2023』には、2022年の再生可能エネルギーによる発電量が過去最高に達したことが記されています。世界で風力発電と太陽光発電が記録的に増加し、電力部門の脱炭素化が進んでいることが示されました。
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【レポート】石炭火力のアンモニア混焼による大気質への影響調査
フィンランドの独立系シンクタンク「エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)」が、石炭火力発電へのアンモニア混焼の影響を調査分析した結果を発表。今年から20%混焼実験が開始されるJERAの碧南石炭火力発電所でのアンモニア混焼について分析しています。
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【レポート】IPCC統合報告書に裏付けられた脱化石燃料の重要性
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が最新の科学の知見をまとめ、2023年3月20日に発表した「第6次評価報告書統合報告書(AR6)」の内容から、脱石炭の重要性を裏付ける論点を中心に概説します。
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【レポート】「化石燃料ファイナンス報告書2023」を発表
4月12日、米環境NGO レインフォレスト・アクション・ネットワークらが『化石燃料ファイナンス報告書2023〜気候カオスをもたらす銀行業務〜』を発表。パリ協定締結後も化石燃料に巨額の資金が注ぎ込まれていることが判明しました。化石燃料産業への資金提供の大きなアジアの銀行リストでは邦銀3行が上位を独占しています。
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【レポート】E3Gがアンモニア混焼の問題を指摘するレポートを発表
英シンクタンクE3Gが、日本の政府・事業者が気候変動の緩和策として石炭火力発電所でのアンモニア混焼を推進することに対する問題点を指摘するレポート「Challenging Japan’s promotion of ammonia co-firing for coal power generation」を発表しました。
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【レポート】IEAレポート「Electricity Market Report 2023」
IEAが、電力市場に関するレポート「Electricity Market Report 2023」を発表しました。本レポートには、2025年までの新たな電力需要の大部分は、再生可能エネルギーと原子力のCO2を排出しない電力源(低排出電源)でまかなうことが可能であると示されています。
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【レポート】自然エネルギー財団 2035年エネルギーミックスへの提案(第1版)を発表
自然エネルギー財団が、「2035年エネルギーミックスへの提案(第1版):自然エネルギーによる電力脱炭素化を目指して」を公表しました。この報告書は、CO2排出65%削減をめざして、2035年に電力の80%以上を自然エネルギーで供給することを提起し、その可能性と課題を明らかにしたものです。