水素
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【レポート】水素・アンモニア発電の脱炭素への貢献は限定的 – 京都大学研究
京都大学の研究者が、国際学術誌Nature Communications に、水素・アンモニア発電の脱炭素社会への貢献は限定的であるとの論文を発表しました。水素アンモニアなどは、再生可能エネルギーのバックアップ電源としては選択肢のひとつではあるものの、発電部門における水素・アンモニアの利用は限定的だと述べています。
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【ニュース】水素供給利用法案とCCS推進法案が閣議決定
岸田政権は2月13日、これまで以上に国内石炭火力の維持・延命につながりかねない新たな二つの法案(水素社会推進法案とCCS事業法案、ともに略称)を閣議決定しました。GXの推進策として位置づけられているこれらの法案の問題を整理しました。
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【ニュース】日本の水素戦略は本当に脱炭素につながってる?
政府は、6月6日に「水素基本戦略」を6年ぶりに改定し、今後15年間で官民で15兆円を超える投資を行うことを発表しています。日本の水素戦略は、本当に脱炭素につながっているのでしょうか?水素基本戦略改定 の背景を踏まえつつ、日本の水素基本戦略への疑問点を考えてみます。
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【ニュース】日本の水素・アンモニア戦略は本当に認められたのか?
1.5℃目標の達成に向けて残された時間を考えれば、G7が一枚岩となって対策を進めなければならないにも関わらず、4月15-16日に札幌で開催されたG7環境大臣会合では、日本とG6との見解のギャップが浮彫りになりました。
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【レポート】IEAが排出強度に基づく水素の評価を提案
IEAが、水素の製造過程における温室効果ガスの排出原単位を評価し、規制や認証スキームの開発に必要な情報を提供することを提案するレポート「Towards hydrogen definitions based on their emissions intensity」を発表しました。
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【ニュース】水素・アンモニア・CCS/CCUS関連資料
日本が推進している水素・アンモニアの混焼/専焼およびCCS/CCUS(CO2回収・貯留、回収・利用・貯留)の発電部門における利用に関連し、さまざまな国際機関やNGOが発信している報告書やペーパーなどをまとめました。
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【レポート】ブルームバーグNEFの分析レポート:「日本のアンモニア・石炭混焼の戦略におけるコスト課題」
2022年9月28日、ブルームバーグNEFは、2050年までにゼロエミッション社会への移行を目指す日本のアンモニアと石炭の混焼計画の経済的な実現可能性と影響を検証した分析レポート「日本のアンモニア・石炭混焼の戦略におけるコスト課題」を発表しました。
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【レポート】「日本の水素戦略の再検討:『水素社会』の幻想を超えて」を発表
2022年9月9日、自然エネルギー財団が報告書「日本の水素戦略の再検討:『水素社会』の幻想を超えて」を発表。水素の利用と生産に関する世界の動向、欧州、中国、オーストラリアなど各国の戦略を紹介した上で、日本政府の水素ビジョンの誤りを指摘しています。
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【ファクトシート】水素・アンモニア燃料 ─解決策にならない選択肢
石炭火力への混焼などがすすめられている水素・アンモニア燃料の問題についてまとめたファクトシートです。政府は、脱炭素戦略として積極的に石炭火力へのアンモニア混焼を進めていますが、その削減効果は決して大きくありません。
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【レポート】IRENA、世界の水素貿易に関する報告書を発表
2022年7月、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は一連の水素の輸送・取引に関する報告書「The Global Hydrogen Trade to Meet the 1.5℃ Climate Goal(仮訳:1.5℃目標の達成に向けた世界の水素貿易)」を発表しました。
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水素スマートシティ神戸構想に石炭の影
近年、水素を燃料に電力を供給する「水素発電」を2030年頃のエネルギー計画に導入しようとする取り組みが進められています。 そんな中、2017年12月に、世界で初めてとなる、市街地の施設に水素で発電した電力や熱を供給する実…