9月5日、GENESIS松島計画の情報発信プラットフォームとして、ACT松島のHP(https://act-matsushima.jp/)が公開されました。ACT松島は、気候危機回避の観点からGENESIS松島の問題を共有する、NPO法人気候ネットワーク、350 New ENEration、Fridays For Future Nagasaki、ゼロエミッションを実現する会の4団体で構成され、市民向けにGENESIS松島の情報発信を行っていく予定です。
現在、GENESIS松島は、事業主体である電源開発株式会社(J-POWER)が、環境影響評価を実施しており、先月8月31日には、環境影響評価方法書が公開されました。従来の老朽石炭火力からわずかに効率が良くなるだけで、ほとんど二酸化炭素の排出は減らないと考えられていますが、こうした点は環境影響評価で言及されていません。この計画が進めば、確実に二酸化炭素の排出量が今後も続き、確実に気候危機を加速させることになってしまうでしょう。また、同じように他の老朽火力が延命されていくきっかけとなってしまいかねません。350 New ENEration では、この問題に関してのパブコメセミナーを頻繁に開催し、多くの人のパブコメ提出を呼びかけています。提出期限は10月17日消印有効です。ネットでの意見提出のフォームもつくって、ACT松島で代わりに郵送していく予定です。
ぜひ一人でも多くの人から意見を出しましょう。
お問い合わせ先
以下のページのお問い合わせフォームをご利用下さい。
https://act-matsushima.jp/contact/
関連サイト
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