アーカイブ
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オランダもアメリカが率いる石炭融資停止の流れに参加
2014年3月24日、オランダとアメリカは、気候変動や海外で行う低炭素型の開発に対する投資に焦点を合わせた共同声明を発表しました。この新たな動きにより、各国政府や金融機関が国外への石炭融資を離れ、代替エネルギーへ向かう流…
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ケリー国務長官演説「金融機関は石炭火力発電所の推進を止めるべき」
ケリー米国務長官は2014年の2月16日、インドネシアのジャカルタにおいて気候変動に関するスピーチを行いました。ケリー国務長官は、気候変動が引き起こす危険は大量破壊兵器に匹敵し、世界中に影響を与えると述べました。このスピ…
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国際協力銀行に対する新プロジェクトがいよいよキックオフ
2014年2月3日、国際協力銀行(JBIC)に対して、石炭火力発電事業の支援停止を求めて「No Coal! Go Green! – JBICの石炭発電融資にNO!」プロジェクトがいよいよ始まりました! 石炭火力発電は、最…
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日豪の環境NGOらが伊藤忠、J-Powerに炭鉱開発中止を求める要望書を提出
オーストラリア・ボガブライ炭鉱(オーストラリアの石炭採掘事業、現地住民の反対の声は強まるばかり)に隣接するモールスクリーク炭鉱は現地企業のWhitehaven社が開発を行っていますが、その権益の15%を伊藤忠商事が、10…
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石炭融資反対に転じる欧州復興開発銀行(EBRD)と米国輸出入銀行
石炭への融資を廃止する動きに大きな進展が見られています。これは、他の国際金融機関が石炭融資に対してより厳格な制度を採用する流れを作る圧力となっています。2013年、各国政府や国際金融機関は次々に方針を打ち出しました。まず…
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電源開発(Jパワー)と新日鐵住金も新会社設立 ~やはり、茨城県内で石炭火力発電所の建設~
電源開発(Jパワー)と新日鐵住金は、2013年12月9日、「鹿島パワー株式会社」を設立したと発表しました。先の記事でご紹介した、中部電力と東京電力が設立した新会社に続き、これも、2012年11月から東京電力(東電)が計画…
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中部電力と東京電力が新会社設立、 ~早くも石炭火力発電所新設(茨城県内)へ始動
中部電力(中電)と東京電力(東電)は、2013年12月6日、株式会社「常陸那珂ジェネレーション」を設立したと発表しました。これは、昨年11月から東電が計画し、入札募集をしてきた、2020年以降の新規発電所の建設・運転に関…
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オーストラリアの石炭採掘事業、現地住民の反対の声は強まるばかり
出光興産は、貴重な生態系の残るボガブライ(オーストラリア、ニューサウスウェールズ州)の森林を伐採し、石炭採掘を拡大しようとしています(2013/5/31 出光興産、オーストラリアでの石炭採掘で貴重な森林を破壊)。 これに…
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被災した福島県に二基の新規石炭火力発電所建設計画
東日本大震災から2年半以上が経過しましたが、福島第一原子力発電所事故の影響はなお続いています。福島原発周辺地域は高濃度の放射能に汚染され、避難者約15万人がまだ家に帰れない状況にあります。この福島に、新たに2基の石炭火力…
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27人の科学者が、温暖化対策としての「高効率」石炭に疑問を呈する声明
2013年11月、日本を含む世界各国の指導者と専門家がワルシャワで開かれたCOP19に出席する中、ポーランド政府は、大手石炭会社や政策立案者らが集まる、石炭と温暖化との関係を議論する世界石炭協会(WCA)主催の「国際石炭…
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世界最大規模の石炭火力発電への投融資を続ける国際協力銀行(JBIC) ~国際金融機関による相次ぐ方針転換の中で問われる日本の対応~
世界銀行、欧州投資銀行(EIB)、米国輸出入銀行などの国際金融機関が、気候変動対策として石炭火 力発電事業支援の廃止・規制強化を続々と掲げる中、日本の公的金融機関である国際協力銀行(JBIC) と日本貿易保険(NEXI)…