アーカイブ
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もう建設着工?運転間近? 状況が一切わからない仙台パワーステーションの小型石炭火力発電所
もう1年以上の前の話ですが、2014年9月26日の日経新聞に「関電が仙台に火力発電所 域外に初、首都圏へ攻勢 17年秋運転目指す」との記事が発表されて、私たち一般市民にはじめて仙台港付近での石炭火力発電所の建設計画の存在…
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G7諸国が石炭依存から撤退する中、孤立する日本-E3Gの報告書に見る日本の立場
COP21パリ会議の準備会合が11月19日から23日までドイツのボンで行われました。COP21で2020年までの温室効果削減策の強化と、2020年以降の国際的な法的枠組みへの合意まで進めるには、この準備会合での話し合いが…
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【更新】石炭火力発電所建設・入札・廃止予定リストを更新しました(2015年10月)
国内の石炭火力発電所の建設計画、入札、廃止予定の一覧を更新しました。 計画基数は計48基、設備容量は2349.6万kWで、数と規模については先月から変更ありません。 今後も継続的に情報を更新していきますので、ぜひご注目く…
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中国も海外石炭火力への輸出支援の見直しへ -「厳格な管理」を表明
2015年9月25日、アメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談がワシントンで開催され、海外石炭火力発電への公的支援の規制についてコミットメントが表明されました。 米中首脳会談共同声明 米中首脳共同声…
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「パリへの誓い(Paris Pledge)」-石炭関連投融資からの撤退を誓おう!
欧米では、地球温暖化の原因となるCO2の膨大な発生源である石炭火力発電への規制が厳しくなる傾向にありますが、経済発展が進むアジア各国では、石炭の利用が増えており、今後も石炭火力発電への依存が継続すると見越されています。 …
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フランス政府も石炭技術輸出の停止を決定
2015年9月10日 フランス政府が石炭技術の輸出を止める方針を発表しました。 2014年11月の時点でオランド大統領が石炭火力発電事業への輸出信用を撤廃すると誓約していましたが、今年末にパリで開催されるCOP21に向け…
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【更新】石炭火力発電所建設・入札・廃止予定リストを更新しました。
国内の石炭火力発電所の建設計画、入札、廃止予定の一覧を更新しました。 計画基数は計48基、設備容量は2349.6万kWで、数と規模については先月から変更ありません。 今後も継続的に情報を更新していきますので、ぜひご注目く…
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アメリカで200基の石炭火力発電所が運転停止に – 市民の力で勝ち取る –
世界で沸き起こる石炭への反対運動 石炭火力発電に対する市民の反対運動は、世界中で起こっています。アメリカでは2010年からこれまでに多数の石炭火力発電所が運転停止に至り、2015年7月15日、その数はついに200基に達し…
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武豊の石炭火力発電所建設にも環境大臣がNOと認めず -電力業界の気候変動対策の枠組み構築後の初めての見解-
2015年8月14日、環境省は、中部電力が愛知県知多郡武豊町で計画している「武豊火力発電所リプレース計画 計画段階環境配慮書」(中部電力株式会社)に対して、国の目標・計画との整合性を判断できないとして、再び「是認できない…
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石炭事業の影響 -モザンビークからの現地報告を聞いて日本の石炭推進を考える-
2015年7月16日、アフリカのモザンビーク農民連合から来日した3名による現地の石炭開発の状況報告が行われました。モザンビークでは、日本の支援による原料炭を中心にした石炭開発事業が進められています。現地の報告からは、石炭…
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【更新】国内石炭火力発電所建設計画、計48基、2349.6万kWに。
国内の石炭火力発電所の建設計画、入札、廃止予定の一覧を更新しました。 新たに1基の計画が明らかになり、計画基数は計48基、設備容量は2349.6万kWに増えました。 今後も継続的に情報を更新していきますので、ぜひご注目く…
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まさか「石炭火力」にFIT!? 迷走する経産協議会 ~そもそも石炭は優遇すべき“次世代”のエネルギーなのか?
6月16日、経済産業省の主導で、「次世代火力発電の早期実現に向けた協議会」なるものが設置され、これまでに3回にわたる会合が開催されました。設置の趣旨は、長期エネルギー需給見通し案で「火力発電所について石炭火力やLNG火力…