脱石炭
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【レポート】IEAが2026年には再エネが石炭を抜き世界最大の電力源になると予測
国際エネルギー機関(IEA)が、世界の電力に関する2025年の中間報告書「電力中間報告2025」のなかで、条件次第によっては遅くとも2026年までに、早ければ2025年に再生可能エネルギーが、石炭火力を抜いて世界最大の電力源になるとの予測を示しています。
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【ニュース】灼熱の夏と石炭火力~アンモニア混焼は私たちの生活に何をもたらすのか
Japan Beyond Coal5周年シンポジウムを9月30日に開催します。今回は、石炭火力を維持するための策のひとつとして推進されているアンモニア混焼の問題点に焦点をあてていますので、是非ご参加ください。
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【ニュース】着々と進むCCS事業ーCCS付き火力は脱炭素策ではない
グリーン・トランスフォーメーション(GX)戦略の一環として、CCS(二酸化炭素回収貯留)やCCUS(回収・利用・貯留)に関する法整備や事業開始準備が着々と進められています。2024年6月には候補として9案件(国内貯留5案件、海外貯留4案件)が選定されました。本記事では最近の動きとCCSの課題について概説します。
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【レポート】OECDの環境レビュー報告書、ネット・ゼロには石炭火力の廃止が不可欠
経済協力開発機構(OECD)加盟国の環境保全に関する取り組みを評価し、さらなる改善に向けた勧告を行うことを目的に作成される「環境保全成果レビュー」。今回、15年ぶりに日本の取り組みに対するレビューが行われ、報告書が公表されました。この中で、日本が石炭火力の段階的廃止が不可欠だと指摘されています。
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【レポート】ACCR:J-Powerの脱炭素化戦略の修正を求める
オーストラリア企業責任センター(ACCR)が「Investing in coal plant flexibility: A strategic approach for J-Power’s transition(石炭火力発電所の柔軟性向上に向けた投資:J-POWER の移行に役立つ戦略的アプローチ)」を発表しました。
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【ニュース】産業革命発祥の英国で石炭火力を全廃
2024年9月30日、石炭火力発電発祥の地、英国で国内最後の石炭火力発電所が運転を終了しました。2024年5月のG7気候・エネルギー・環境相会合で、CO2の排出削減対策のない石炭火力発電を2035年までに段階的に廃止することに合意しています。今回の英国の石炭火力の全廃は、G7初 の快挙です!
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【レポート】IEEFA分析:新興国の多くの石炭火力は再エネへの移行で採算が取れる
米シンクタンク、エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)が、新興国市場の800基以上の石炭火力発電所は再生可能エネルギー(再エネ)への転換で採算が取れる可能性があるとの分析を示しました。電力需要の伸びが著しい新興国でも可能ならば、他国でも石炭から再エネへの転換が可能なはずです。
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【ニュース】Japan Beyond Coal4周年シンポジウムを9月20日に開催
Japan Beyond Coal設立から4年となるのを機に、初の会場とオンラインでシンポジウムを開催します。これまでの活動の報告と地域の動向を紹介し、今後の日本のエネルギー政策における火力の問題などを考えていきたいと思います。ぜひご参加ください。
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【ニュース】「ゼロエミッション火力」は対策済火力か – コラム紹介
自然エネルギー財団が公開した「エネルギー基本計画の論点」シリーズのコラム『日本の「ゼロエミッション火力」からの排出を考える』では、日本政府が示す基準の算定範囲に長距離輸入プロセスに伴う排出だけでなく、アンモニアについては上流部分の排出も含まれていないのではないかと指摘しています。
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【レポート】日本の石炭火力および電力事業の問題に迫るレポート紹介
2024年7月、気候ネットワークは、発電事業者の目標および、日本のエネルギー政策に対する影響力を理解しておくため、電力事業者の排出削減ロードマップの実態、日本最大の電力事業者JERAの問題、さらにアベイトメントの認識に関する3本のレポートを作成・公開しました。
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【ニュース】G7サミットで排出削減対策のない石炭火力の2035年までの段階的廃止に合意
2024年6月のG7プーリアサミットの合意文書(コミュニケ)に、初めて二酸化炭素(CO2)排出削減対策が講じられていない(Unabated)石炭火力発電を2030年代前半に段階的に廃止することが記されました。
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【レポート】『活況と不況2024』 発表、2023年に69.5 GWの石炭火力が稼働開始
グローバルエナジーモニタ(GEM)らが毎年発行している、世界の石炭火力発電所の稼働状況および計画状況をまとめた報告書『活況と不況-石炭2024』が公開されました。先進7か国で世界の稼働中の石炭火力設備容量の15%(310 GW)を占めています。