エネルギー政策
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【ニュース】JERAが相場操縦で改善勧告
国内最大の発電事業者であるJERAが、卸電力市場で相場操縦を行ったとして電力・ガス取引監視等委員会から業務改善の勧告を受けました。大手電力会社がその影響を認識しながら取引価格をつり上げたということは重大な問題だとして環境NGOなどが抗議声明を発しています。
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【レポート】日本の石炭火力および電力事業の問題に迫るレポート紹介
2024年7月、気候ネットワークは、発電事業者の目標および、日本のエネルギー政策に対する影響力を理解しておくため、電力事業者の排出削減ロードマップの実態、日本最大の電力事業者JERAの問題、さらにアベイトメントの認識に関する3本のレポートを作成・公開しました。
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【レポート】世界経済フォーラム、2024年のエネルギー転換指数(ETI)を発表
世界経済フォーラム(WEF)が、2024年のエネルギー転換指数(ETI)を発表しました。日本は26位、G7諸国の中では4番目となっています。
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【ニュース】OCCTO供給計画から見える火力依存継続
気候ネットワークが、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表している「供給計画取りまとめ」の2015年度から2024年度の約10年間分を分析し、電気事業者の計画がどのように変化してきたのかを調査し、まとめたレポートを発表しました。
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【ニュース】JCI、2035年までの石炭火力廃止を求め日本政府にメッセージを提出
7月8日、気候変動対策に取り組む企業や自治体、NGOなどのネットワーク「気候変動イニシアティブ(JCI)」が、日本政府に対し「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本政府に求める」メッセージを公表し、政府にこのメッセージを提出しました。
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【ニュース】エネルギー基本計画の改定に向けて
エネルギー基本計画の改定に関する審議会での議論が始まっています。第7次エネルギー基本計画において注視すべきポイントをまとめました。JBC賛同団体からの意見などが出ているので参考にしてください。
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【ニュース】2033年度に石炭火力が29%を占める見通し―OCCTOが電力供給計画を公表
電力広域的運営推進機関(OCCTO)が「2024年度供給計画の取りまとめ」を公表しました。2033年になっても石炭は現状からわずかに減少した程度、再エネは少し増加した程度となること、国際目標どころか日本の2030年のエネルギーミックスの目標達成すらも大いに危ぶまれる状況が続いていることが明らかになりました。
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【ニュース】水素アンモニアと化石燃料の価格差を政府が補填へ NGOが反対意見
水素・アンモニア政策小委員会/脱炭素燃料政策小委員会/水素保安小委員会が12月6日に中間とりまとめ(案)をまとめを発表し、年末年始でパブリックコメントを募集しています。「低炭素水素」の定義も含めたこの問題だらけのとりまとめ。何が問題かを見て、是非意見を出しましょう!
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【レポート】日本のGX政策は1.5度目標に不整合 – Influence Map 報告書
Influence Map が、日本のグリーントランスフォーメーション(GX)政策は、1.5℃目標と整合していないとする評価報告書を発表した。その内容は、経団連や1.5℃目標と整合しない一部のエネルギー集約企業・団体などからの多大な影響を受けていると見られ、1.5℃目標達成までの道のりは遠い。
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【レポート】BNEF長期エネルギー見通し日本版 発表
ブルームバーグNEF(BNEF)が発表した「New Energy Outlook Japan」には、日本がネットゼロ経済への移行に伴う機会と課題を、経済移行シナリオ(ETS)とネットゼロ・シナリオ(NZS)の2つのシナリオの視点で分析した結果と日本が考慮すべき6つの主要な提言がまとめられています。
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【ニュース】OCCTOが電力供給計画を公表、2032年度に石炭32%を占める見通し
電力広域的運営推進機関(OCCTO)が電気事業者が提出した供給計画を取りまとめた「2023年度供給計画の取りまとめ」を公表。この結果から、1.5℃目標、2030年エネルギーミックス、非効率石炭火力のフェードアウトにも全く整合しない方向に進んでいることが明らかになりました。
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【レポート】「2035 年電力脱炭素化に向けた戦略」紹介 日本は2035年までに90%クリーンエネルギーが可能
米国ローレンス・バークレー国立研究所の「2035年日本レポート: 電力脱炭素化に向けた戦略」とClimate Integrateの「2035 年電力システム脱炭素化への政策転換」が同時公開され、日本の電力部門が2035年に再生可能エネルギーを70%まで引き上げることは可能だと示しています。