2020年8月6日、自然エネルギー財団が「2030年エネルギーミックスへの提案(第1版):自然エネルギーを基盤とする日本へ」を公表しました。
自然エネルギーを基盤とする社会に向けて日本が進むべき道筋を示すものとして発表されたこの報告書では、現在の、国が掲げているエネルギーミックスは破綻しており、早急に見直しが必要であると述べた上で、持続可能なエネルギーミックスの姿を描いています。そして、脱炭素社会の実現、安定供給の確保、リスク低減、そしてアフォーダブルなエネルギー供給というエネルギー政策の目標を実現するために必要な政策課題を提示しています。提言では、持続可能なシナリオでは、適切な政策的措置が行われれば、2030年に原発と石炭をゼロにし、電力の45%を自然エネルギーで供給できると示されています。
自然エネルギー財団は、本報告書の最後を「今回の提言が、より良いエネルギー政策の選択に向け、活発な議論を喚起することを期待しています。」と結んでいます。
これからこの報告書を一つの契機に、持続可能なエネルギーミックスへの具体的な道筋について、活発な議論を湧き起こしていきましょう。
レポート:
2030年エネルギーミックスへの提案(第1版)自然エネルギーを基盤とする日本へ(リンク)
2030年エネルギーミックスへの提案(第1版)自然エネルギーを基盤とする日本へ 提言全文(PDF)
スライド概要版(PDF)
作成・発行:自然エネルギー財団
発行:2020年8月6日