【レポート】「エネルギー安全保障の現実」報告書を発表


7月5日、自然エネルギー財団が報告書「エネルギー安全保障の現実:自然エネルギーが危機を克服する」を発表しました。

この報告書は、エネルギー危機と気候危機に直面する欧州と日本に焦点を当て、エネルギーの供給面についての状況を解説しており、自然エネルギーの電力を基盤としたエネルギー安全保障を目指すにあたっての課題と、その解決策が示されています。

<目次>

はじめに
第1章:化石燃料の輸入に依存する欧州と日本の脆弱性
1-1.世界の化石燃料の供給状況
1-2.アフリカ、中東、ロシアに依存する化石燃料の輸入
第2章:エネルギー安全保障を自然エネルギーで強化
2-1.自然エネルギーによる安全保障と脱炭素の推進
2-2.欧州の主要3カ国と日本の電力供給計画
第3章:安全保障に関する自然エネルギーの課題と解決策
3-1.電力システムの柔軟性を向上
3-2.希少鉱物と製造能力の対応策
おわりに

ロシアによるウクライナ侵攻が2月24日にはじまって以降、世界中にエネルギー安全保障に関する懸念が広がっています。日本は化石燃料を輸入に依存していますが、世界情勢が不安的になっている現在の状況は、経済的および地政学的、さらに世界の気温上昇を抑えることを目指す気候変動対策の面からも、持続可能とは言えません。エネルギー安全保障を強化しつつ、カーボンニュートラルの目標を達成するためにも、自然エネルギーの導入を加速させる必要があります。

報告書のダウンロードはこちらから

エネルギー安全保障の現実:自然エネルギーが危機を克服する(自然エネルギー財団サイトへのリンク

 

作成・発行:公益財団法人 自然エネルギー財団
発行:2022年7月5日