石炭火力発電所
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【レポート】活況と不況2025 (原題 Boom And Bust Coal 2025)発表
グローバルエナジーモニタ(GEM)らが、世界の石炭火力発電所の稼働状況および計画状況をまとめた報告書『活況と不況-石炭2025(Boom and Bust Coal 2025)』を公開。日本と韓国はOECD諸国の中で石炭火力の段階的廃止が遅れている上に、両国とも高額で不確実な技術に執着してることが指摘されています。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年4月1日)
2025年4 月1日時点で稼働中の基数は、松島火力発電所1号機と土佐発電所の廃止を受け、先月から2基減の165基となりました。松島火力発電所2号機も、当初の予定通り休止になったことから休止の数は1基増となっています。
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【ニュース】北陸電力、石炭火力の廃止を再度延期に。”リプレース”の約束守らず。
2025年2月27日、北陸電力が2024年度に廃止予定だった富山新港火力発電所石炭1号機を2028年度まで延期すると発表。しかも延期は2度目。石炭火力の廃止を前提にガス火力を建設したのに、石炭火力の廃止は延期のままガス火力は既に動いているとは、どういうことなのか?!
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年3月1日)
2月27日に北陸電力が、2024年度末で運転を止める予定だった富山新港火力発電所(富山県射水市)の石炭1号機を、2028年度まで運転し続けると発表しました。3月1日時点で稼働している石炭火力発電所の数は、167基のままとなっています。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年2月1日)
2025年2月1日時点で稼働している石炭火力発電所は167基。2024年1月の爆発事故以降に休止していたJERA武豊火力発電所は、2025年1月7日から爆発の原因となった木質バイオマスを使わず、石炭のみを燃料として運転を再開しました。
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【ニュース】爆発事故を起こしたJERAの武豊火力が再稼働
JERAが、住民の反対意見に耳を貸さず、2024年1月末に事故爆発を起こして停止していた武豊火力発電所(愛知県武豊町)を、2025年1月7日に石炭のみを燃料として再稼働させました。住民は引き続き反対の声を上げています。
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年1月1日)
Japan Beyond Coalのデータ月次更新です。石炭火力発電所のフェーズアウトが進まない中、2か所の大型ガス火力のEIAが進んでいます。JERA武豊の動きにも要注意
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2024年12月1日)
12月1日時点の石炭火力発電所カウントは前月と同じですが、JERAが武豊火力を再稼働させる準備を始めていることには注意が必要
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【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2024年11月1日)
2024年11月1日時点での稼働数(休止中を含む)は、前月から変わらず167基となっています。日本製紙が八代工場の石炭火力の2025年11月末の停機を発表しましたが、まだまだ多くの石炭火力が稼働しています。
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【ニュース】豪NGOがJERAの地域住民軽視を指摘する公開書簡を送付
オーストラリアの環境NGOマーケット・フォースが、日本の最大手電力会社JERAに対し、同社が化石燃料関連の開発事業を進める地域コミュニティの利害関係者(ステークホルダー)を軽視しているのは、コーポレートガバナンスコードに違反すると指摘する公開書簡を発表しました。この公開書簡には武豊と横須賀の住民も賛同してます。
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【ニュース】横須賀石炭火力発電所訴訟、最高裁が却下の決定を下す
10月23日、横須賀火力発電所新1・2号機(石炭)を建設・稼働する計画において、環境影響評価書の変更は必要ないとした経産大臣の通知の取り消しを求めていた訴訟の裁判において最高裁の決定が出たことを受け、弁護団および原告団体が声明を発表しました。
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【ニュース】産業革命発祥の英国で石炭火力を全廃
2024年9月30日、石炭火力発電発祥の地、英国で国内最後の石炭火力発電所が運転を終了しました。2024年5月のG7気候・エネルギー・環境相会合で、CO2の排出削減対策のない石炭火力発電を2035年までに段階的に廃止することに合意しています。今回の英国の石炭火力の全廃は、G7初 の快挙です!