【ニュース】石炭火力発電をかかえるレンゴーが2027年までの石炭使用ゼロを宣言


2023年6月5日、レンゴーグループが、2027年までに国内製造拠点における石炭使用量をゼロにすることを宣言しました。

レンゴーのプレスリリースによれば、現在、製紙部門の金津工場とグループ会社である丸三製紙で使用している合計約12万5千トン/年の石炭を、金津工場は2026年、丸三製紙は2027年にLNGに転換し、石炭全廃を実現させるとしています。これにより金津工場で2015年から稼働し、現在売電を行っている石炭火力発電所(約4万㎾)も燃料転換となります。

レンゴーグループは2030年の削減目標として、2013年度比46%削減、2050年には排出実質ゼロを表明しています。今回は石炭からLNGへの転換とのことですが、石炭全廃の宣言を歓迎し、今後、再生可能エネルギーの導入を一層促進することで、排出ゼロに向けたスピードをあげることを期待します。

レンゴープレスリリース「カーボンニュートラルに向けて石炭使用ゼロへ」(リンク