【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年4月1日)


Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベースの情報です。
2025年4 月1日時点で稼働中の基数は、松島火力発電所1号機の廃止および土佐発電の事業終了を受け、先月から2基減の165基となっています。同じく松島火力発電所2号機の休止にともない、休止中の数は1基増となりました。

現時点での稼働数
運転中 165基(休止中の6基を含む)
計画中/建設中 1基(計画中)
廃止 11基

[関連情報]

●松島火力発電所1号機の廃止と2号機の休止
2023年10月に発表されていた予定に準じ、1号機は2024年度末で廃止、2号機は休止となりました。
電源開発プレスリリース 松島火力発電所の今後について(リンク

●土佐発電の事業終了に伴う土佐発電所の廃止
電源開発プレスリリース 土佐発電株式会社の事業終了について(リンク
土佐発電株主:電源開発45%、四国電力35%、太平洋セメント20%

[その他の電力関連情報]

●北陸電力の敦賀火力発電所でバイオマス比率拡大
北陸電力の敦賀火力発電所(福井県敦賀市)2号機で石炭と木質バイオマスの混焼発電を拡大にともなう貯蔵サイロ(8基)や搬送コンベアなどの新設工事が終了したと報じられました。2024年11月30日から混焼比率を15%に拡大し、2025年度以降にはブラックペレットの導入が予定されています(現在はホワイトペレット)。バイオマス発電の電力量は年間7.5億キロワット時、CO2削減量は年間50万トンとなっています。
北陸電力 敦賀火力発電所2号機 木質バイオマスの混焼比率を拡大させた発電の開始について(PDF

●五井ガス火力3号機が運転開始
2025年3月1日に、五井火力発電所3号機(78万kW)が営業運転を開始し、この結果、2021年4月からリプレースを進めてきた同発電所の全機(1~3号機)が営業運転を開始したことになります。五井火力発電所の合計発電容量は234万kW。
JERA 五井火力発電所3号機の営業運転開始について(リンク

●JERAが、ガス火力発電所を用いたデータセンター向けの電力事業に参入する方針を発表
JERAが、国内で予想されるデータセンターの新増設に伴う電力需要増に対応すべく、既存のガス火力の隣にデータセンターを誘致することなどを検討すると報じられました。

●ガス火力のアセス意見募集:富山新港火力LNG2号機
富山新港火力発電所LNG2号機建設計画、計画段階環境配慮書への意見募集に対し(3月31日まで)、気候ネットワークから意見書を提出しました。合わせて関連ニュースもご参考下さい。
意見書】富山新港火力発電所LNG2号機建設計画 計画段階環境配慮への意見(2025年3月17日)
ニュース】北陸電力、石炭火力の廃止を再度延期に。”リプレース”の約束守らず。

※ データベースダウンロードをクリックすれば、Excel形式で全発電所データをダウンロードいただけます。(データベースへのリンク
※ 発電所情報のサマリーはこちら(4月1日更新)(PDF)