【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年3月1日)


Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベースの情報です。

2025年3月1日時点での稼働数は先月から変わらずです。しかし、2月27日に北陸電力が、2024年度末までで運転を止める予定だった富山新港火力発電所(富山県射水市)の石炭1号機を、安定した電源を確保する必要があるとして2028年度まで運転し続けると発表しました。石炭火力発電所の早期廃止に向けて一歩後退することとなりました。

現時点での稼働数
運転中 167基(休止中の5基を含む)
計画中/建設中 1基(計画中)
廃止 9基

[関連情報]

●富山新港火力発電所の廃止年延期
北陸電力 富山新港火力発電所 石炭1号機の廃止計画について(PDF

●社名変更
戸畑共同開発(福岡県北九州市)が2024年10月1日付けで大分共同火力と統合し、九州共同発電株式会社と社名を変更していたので、JBC掲載の戸畑共同火力発電所(3基)の運営会社名を変更しました。

[その他]

●2月16日に横須賀の市民団体「横須賀火力発電所建設を考える会」が、「エネルギー問題を考える横須賀の会」と名称を変更しました。引き続き持続可能な未来をめざし、石炭火力発電所など化石燃料エネルギーから脱却し、再生可能エネルギー100%の社会の実現に向けて活動を続けていきます。

※ データベースダウンロードをクリックすれば、Excel形式で全発電所データをダウンロードいただけます。(データベースへのリンク
※ 発電所情報のサマリーはこちら(3月1日更新)(PDF)