Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベースの情報です。
2024年12月1日時点での稼働数は、前月から変わらず以下のようになっています。
現時点での稼働数
運転中 167基(休止中の5基を含む)
計画中/建設中 1基(計画中)
廃止 9基
北九州市の響灘火力発電所は、石炭とバイオマス燃料(木質ペレット)の混焼による発電を休止し、バイオマス専焼発電所への転換に向けた工事に着手していることが確認できたので、「休止」としました。バイオマス専焼発電所としての運転開始は2026年4月頃と予定されています。
響灘火力発電所(大和ハウス)
[その他の火力発電関連情報]
- JERAが11月22日に、今年1月の火災事故以来停止している武豊火力発電所で、2025年1月頃から石炭での発電を再開し、2026年度末ごろを目途にバイオマス混焼を再開させる予定であることを発表しました。周辺住民やNGOは同発電所の運転再開に反対しています。
JERA「武豊火力発電所における火災事故に対する復旧方針について」 - 東北電力は、能代火力発電所3号機におけるバイオマス混焼実験の結果、木質バイオマス(ブラックペレット)の20%混焼を達成したと報じています。
東北電力「能代火力発電所3号機においてブラックペレット20%(重量比)の混焼を達成」
※ データベースダウンロードをクリックすれば、Excel形式で全発電所データをダウンロードいただけます。(データベースへのリンク)
※ 発電所情報のサマリーはこちら(12月1日更新)(PDF)