Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベースの情報です。
2024年8月1日時点での稼働数は以下のようになっています。
現時点での稼働数
運転中 168基
計画中/建設中 1基(計画中)
廃止 8基
九州電力管轄の苅田発電所新1号機(福岡県苅田町、出力36万キロワット)が2024年7月末に計画停止となったので、「休止中」としました。休止している発電設備についてはサマリー(PDF)をご覧ください。
7月22日に長期脱炭素電源オークションで落札した石炭火力発電所のロードマップにつき以下にリストしておきます。いずれの計画も2030年間近の運転開始予定であることに注目してください。
石炭
・北海道電力 苫東厚真発電所4号機 アンモニア混焼(2030年度に20%混焼の運転開始予定)
・コベルコパワー神戸 神戸発電所1号機・2号機 アンモニア混焼(2029年度に20%混焼の運転開始予定)
・三池火力発電所 三池発電所2号機・3号機 水素混焼(2029年度に35%混焼の運転開始予定)
・JERA 碧南火力発電所4号機・5号機 アンモニア混焼(2027年度に20%混焼の運転開始予定)
また、長期脱炭素電源オークションについても記載のある経済産業省の電力・ガス基本政策小委員会制度検討作業部会による第十八次中間とりまとめ(案)に対するパブリックコメントが7月2日から31日までの期間に募集されていました。これに対する賛同団体ほかから意見を提出しているので、ご参考ください。
- FoE Japan:長期脱炭素電源オークション見直しに対する意見を提出しました
- 気候ネットワーク:【意見書】第十八次中間とりまとめ(案)/長期脱炭素電源オークションの在り方に対する意見
- 原子力資料情報室:電力・ガス基本政策小委員会制度検討作業部会第十八次中間とりまとめ(案)等に対する意見
※ データベースダウンロードをクリックすれば、Excel形式で全発電所データをダウンロードいただけます。(データベースへのリンク)
※ 発電所情報のサマリーはこちら(8月1日更新)(PDF)