2014年2月3日、国際協力銀行(JBIC)に対して、石炭火力発電事業の支援停止を求めて「No Coal! Go Green! – JBICの石炭発電融資にNO!」プロジェクトがいよいよ始まりました!
石炭火力発電は、最新鋭であっても発電方法の中で最もCO2排出量が多く、天然ガス火力と比べると2倍以上も排出するため、気候変動に多大な影響を及ぼしてしまいます。そのため、アメリカやヨーロッパ諸国は、公的資金を使った石炭火力発電プロジェクト支援の廃止・規制強化を続々と掲げています。
しかし、日本政府は支援の継続を表明しており、日本の政府系金融機関である国際協力銀行(JBIC)は、日本の税金・公的資金を使って、世界最大規模の石炭火力発電への支援を続けています。また、JBICは、地元住民等から生活や健康への影響などを懸念する声が絶えず上げられているにもかかわらず、そうした声を直接聞くことなく石炭火力発電への支援を決めようとしています。
このような状況を改善しようと、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、気候ネットワーク、国際環境NGO FoE Japanの環境NGO3団体は、JBICに対して石炭火力発電事業の支援停止を求めた新プロジェクトをキックオフすることになりました。
キックオフに際して、2月3日(月)18時から、中央大学駿河台記念館320号室にてセミナーも開催し、セミナーには米国NGOシエラクラブのジャスティン・グアイ氏も招へいしました。イベントの詳細はこちらから。