「脱石炭」を求めて、石炭推進を続ける日本へ意見を出そう!
~5月16日〆切!パブコメ中「長期低炭素排出発展戦略」案~
4月23日、政府は、「長期低炭素排出発展戦略(長期戦略)」案を発表しました。この策定に関しては、報道で「「石炭全廃」座長案消える、産業界反対で大幅後退」「消える石炭火力全廃」などと伝えられており、石炭火力発電所の問題が大きく取り上げられながらも、最終的には、石炭火力推進を止めることなく、実質的にほぼそのまま踏襲しようとしています。
日本の石炭火力推進に対しては、世界・日本国内のさまざまなところからさまざまな批判があります。石炭推進には経済的にも環境的にももはや正当性はありません。それを認識していながら、日本の脱炭素社会に向けた長期戦略の策定に際して、石炭火力の計画中止や全廃に踏み出せないことは、大変大きな問題です。
現在、政府は、2019年5月16日までに長期戦略案に対する意見募集(パブリックコメント)をしています。この重要な機会に、みなさんからも、石炭火力の全廃を求めてぜひ意見を提出してください。
■意見のポイント
- 国内で計画中・建設中の石炭火力発電事業はすべて中止するべき(自分が最も気になっている発電事業の名前を記しても良いと思います)
- 2030年までに国内の石炭火力発電所を全廃することを決定するべき
- 海外への石炭火力発電所への公的支援を中止し、計画中・建設中の事業を中止するべき
意見の提出方法(締め切り5月16日)
こちらから、政府案の閲覧と、意見提出フォームからの意見提出ができます。
お知り合いの方などにも、意見提出をぜひ呼びかけてください!