【データ更新】石炭火力発電所の最新状況(2025年11月1日)


Japan Beyond Coalが提供する日本の石炭火力発電所データベースの情報です。
2025年11月1日時点で稼働中の基数は165基となっています。

現時点での稼働数
運転中 165基(休止中の6基を含む)
計画中/建設中 1基(計画中)
廃止 11基

[石炭火力に関連する情報]

●J-POWERが高砂石炭火力発電所の廃止を発表
「J-POWERグループ中期経営計画 2024-2026」の中でも廃止の意向は示されていましたが、2028年度末までに廃止との決定が公表されました。
J-POWERプレスリリース:「高砂火力発電所の廃止方針について ~カーボンニュートラル実現に向けた非効率石炭火力発電所の廃止~」

[石炭以外の火力発電所の情報]

●関西電力 御坊火力発電所、廃止計画
関西電力が御坊火力発電所(和歌山、重油)1号機(60万kW)を2026年6月30日、2号機(60万kW)を2025年10月31日までに廃止し、3号機の廃止も検討すると発表しました。御坊火力は1984年に運転を開始していますが、2号機は2019年から休止していました。2024年度において関西電力の石油火力は1%未満となっており、御坊以外の石油火力発電所の廃止も決定しています。
関西電力プレスリリース:御坊発電所1、2号機の廃止

●東北電力 新潟火力5号機(ガス)を2028年3月(予定)に廃止
東北電力が新潟火力発電所5号系列(新潟県新潟市)を2028年3月(予定)をもって廃止すると発表。これに伴い、新潟火力発電所の全発電設備が廃止となります。
東北電力プレスリリース:新潟火力発電所5号系列の廃止予定について

※ データベースダウンロードをクリックすれば、Excel形式で全発電所データをダウンロードいただけます。(データベースへのリンク
※ 発電所情報のサマリーはこちら(11月1日更新)(PDF)