この夏、昨年を上回る高温となり、熱中症で多くの方が亡くなりました。しかし、いまだに日本では発電で火力発電が大半を占め、化石燃料の燃焼によるCO2の排出が気温を押し上げています。2020年にJapan Beyond Coal(JBC)が発足してから4年が経ちますが、現状は私たちが掲げてきた「日本の石炭火力発電所を2030年までにゼロにしよう」という状況からは程遠く、老朽火力含めてほとんどが稼動しています。
今年はエネルギー基本計画改定の動きもあり、今後のエネルギー政策において火力がどう位置付けられていくのかが注目されます。私たちが希望を捨てずに、未来に向けて持続可能な社会を描けるのか、本当に重要なタイミングです。ひとりでも多くの人たちとともに日本の電力のあり方を考えていきたいと思います。ぜひご参加ください。
イベント情報
JBC4周年シンポジウム:エネルギー基本計画改定で石炭火力をゼロにできるか
日時:9月20日(金)10:30~12:00
司会:櫻田彩子さん(エコアナウンサー)
会場:日比谷図書文化館小ホール
開催方法:会場とZOOMのハイブリッド開催
登録方法: 会場参加はこちらからお申込みください。
ZOOM参加はこちらからお申込みください。
プログラム
1.日本の石炭火力:この4年を振り返る
鈴木康子(気候ネットワーク)【資料】
2.第7次エネルギー基本計画と石炭火力
桃井貴子(気候ネットワーク)【資料】
3.若者気候訴訟紹介
半田虎生弁護士(若者気候訴訟弁護団)
原告2名
4.地域活動紹介
愛知・・・クールクライメート愛知 【資料】
横須賀・・・横須賀火力発電所建設を考える会
神戸・・・神戸の石炭火力発電を考える会 【資料】
5.質疑応答
6.その他