石炭発電所ウォッチの更新情報です。(2016年11月1日)
【更新情報】
■福島県の広野と勿来で進められているIGCC発電所建設計画につき、今後の事業を進行する会社が設立されました。
IGCC広野と勿来の建設・運営会社の設立
10/20「福島復興に向けた世界最新鋭の石炭火力発電所を建設・運営する事業会社の設立について」(リンク)
■横須賀火力発電所の環境影響評価方法書が提出されました。
「(仮称) 横須賀火力発電所新1・2号機建設計画 環境影響評価方法書」の届出・送付および縦覧の開始
閲覧期間:10月21日から11月21日まで
インターネットによる公表は10 月21 日から2016 年12 月5 日まで(リンク)
意見書の提出期限:12 月5 日(月)(当日消印有効)
説明会:11月13日、11月18日
横須賀火力発電所は、石炭から石油専焼に切り替えられた1、2号機と、建設当初より石油専焼の3~8号機、の計10基すべてが長期計画停止中となっていました。
古いものは2004年から、新しいものでも2014年から止まったままだったのを、石炭に燃料転換して稼働させようとする計画です。
今までずっと動いていなかったものを今になって石炭に変えてまで動かす必要があるのでしょうか。意見書の提出は12月5日 消印有効です。
■九州電力 松浦2号機(100万kW) 運転開始日変更
運転開始を2020年6月としていたが、工期を短縮し運転開始時期を19年12月に前倒しとなりました。
■Jパワー 鹿島火力発電所2号機(64.5万kW)
環境影響評価手続書の記載に合わせ、出力を64.5万kWに更新します。(修正前 65万kW→ 後64.5万kW)
石炭火力発電所の建設ラッシュを憂うアンチコールマンのパンフレットが新しくなりました。こちらもご参照下さい。(リンク)
以上