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【レポート】Zero Carbon Analyticsのブリーフィング:CCSは「失敗」

2023.08.31

【レポート】Zero Carbon Analyticsのブリーフィング:CCSは「失敗」

日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指していますが、そのひとつの切り札として二酸化炭素を回収し、地中に貯留するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)を積極的に進めています。しかし、このCCSについては、効果および経済性について疑問の声も挙がっています。ここでは、気候変動とエネルギー転換に関する分析を行っている国際研究グループZero Carbon Analyticsが、CCS技...

【レポート】BNEF長期エネルギー見通し日本版 発表

2023.08.24

【レポート】BNEF長期エネルギー見通し日本版 発表

7月25日、ブルームバーグNEF(BNEF)が、世界全体を対象とした「New Energy Outlook(邦題:長期エネルギー見通し)」を地域別・セクター別*に掘り下げた分析リポートのひとつとして「New Energy Outlook Japan」を発表しました。日本版レポートでは、日本がネットゼロ経済への移行に伴う機会と課題を、2つのシナリオ分析を通して考察しています。 *BNEFは今回、世界全体の分析に加え、初めて中国、インド、日本、インドネシア、オーストラリア、米国、...

【レポート】IEAが2023年、太陽光発電への投資額が石油を上回ると予測

2023.07.07

【レポート】IEAが2023年、太陽光発電への投資額が石油を上回ると予測

国際エネルギー機関(IEA)は、5月25日に発表した世界のエネルギー投資に関する報告書『World Energy Investment 2023(世界エネルギー投資2023)』で、2023年のクリーンエネルギーへの投資が化石燃料投資を大きく上回るとの予測を示しました。特に、太陽光発電への投資は石油生産投資を初めて上回るとみられています。 このレポートは、エネルギー部門における資本フローを追跡するためのグローバルベンチマークを提供し、燃料・電力供給、重要鉱物、効率性、研究開発、...

【レポート】CCSは電力部門の救世主になるのかーIEEFA

2023.07.06

【レポート】CCSは電力部門の救世主になるのかーIEEFA

日本政府は、火力発電所から排出される二酸化炭素を回収して貯留する技術、CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)に大きな期待をかけ、その実現に向けて突き進んでいますが、米国のエネルギー政策シンクタンク 、エネルギー経済・財務分析研究所(The Institute for Energy Economics and Financial Analysis, IEEFA)が発表したレポートには、火力発電所に炭素回収・貯留(CCS)設備を追加すること...

【レポート】太陽光・風力発電の割合が過去最高に:Ember発表

2023.06.09

【レポート】太陽光・風力発電の割合が過去最高に:Ember発表

英シンクタンクEmberが4月12日に発表したレポート『Global Electricity Review 2023』は、2022年の再生可能エネルギーによる発電量が過去最高に達したと記しています。 世界では風力発電と太陽光発電の記録的な増加による電力部門の脱炭素化が進んでおり、EmberのアナリストMałgorzata Wiatros-Motyka氏は、「化石燃料の時代は終焉に向かい始めた。わたしたちはクリーンパワーの時代に入り始めている。」と述べています。 第4版となる本...